アフェランドラ (12月14日)

艶のある濃緑色の葉に白い筋が入り、黄色い花とのコントラストが目を楽しませ てくれるアフェランドラはエキゾチックな観葉植物です。

越冬温度が15℃以上必要なので、冬の夜間は保温ケースに入れるなど、ちょっと 管理がたいへんですが、うまく冬を越せると来年の秋にまた花が楽しめます。

黄色い花が咲く種類にハクヨウボク【白葉木】、赤い花の咲く種類にキンヨウボ ク【金葉木】という和名がつけられていますが、黄花種の方が多いですね。

半日陰を好み、屋外で直射日光に当てると葉が黄ばみ、白い筋の模様もぼけてし まいます。


アフェランドラ【Aphelandra】
Aphelandra suqarrosa var. louisae キツネノマゴ科アフェランドラ属


ブラジル原産の常緑小低木で、日本には明治中頃に渡来し、鉢植えの観葉植物とし て栽培されてきました。
放置するとよく分岐して高さ 2m ぐらいになります。

対生する葉は長卵形で長さ10〜20cm と大きく、表面の葉脈に沿って白く太い条斑が あります。
秋、枝先に赤黄色の苞片が鱗条に重なる穂を出し、苞片の間から淡黄色 の唇形花を咲かせます。

赤い花の咲く種類は Aphelandra aurantiaca で、花期は初夏です。

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