アオキ (11月25日)

秋から冬にかけて赤い実のなる低木はいろいろありますが、アオキもそのひとつ で、古くから庭木に植えられてきました。
真っ赤に色づいたやや大型の楕円形の 実が、常緑の濃い緑に美しく映えます。

 果実が白いものや黄色いもの、葉に斑がはいったものなど、数種の園芸品種があ り、栽培に手がかからず日陰でもよく成育するので、家庭の庭木や公園の植え込 みなどに重宝されています。
葉は火傷の薬になるそうです。


アオキ【青木】
Aucuba japonica ミズキ科アオキ属


本州の宮城県あたりから沖縄にかけて分布し、林の中に生える常緑低木で、高さは 1〜 2m になります。

10〜15cm の長楕円形の葉が互生し、葉の表面は光沢のあ る緑色で縁には粗い鋸歯があります。

雌雄別種で、春早枝先に円錐形の花序を作って、小さな紫褐色の花を多数つけます。
果実は長さ 2cm ほどの楕円形で、晩秋から冬に真っ赤に熟し、表面には光沢があり ます。

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