ハクサイ (12月4日)

 韓国のキムチ、日本の白菜漬けに使われるハクサイはダイコンやネギと共に 重要な冬野菜でが、原産地は中国で日本には明治になってから渡来したもの だそうです。
昔からあったような気がしますが、比較的新しい野菜なんですね。

 アブラナ科に分類されますが、このアブラナ科、昔は十字花科と言っていま した。


ハクサイ【白菜】
Brassica campestris アブラナ科アブラナ属


中国北部原産の越年草で野菜として広く栽培されています。
長さ30〜40cm の黄緑色の大型の葉が多数根際から叢生し、円筒状に結球します。

普通晩夏から初秋に種を蒔いて晩秋から冬にかけて収穫しますが、放置すると 4 〜 5月に葉の間から花梗を伸ばし、淡黄色の4弁花を咲かせます。
花数が少ないので、菜の花としての価値はあまりありません。

芯の白いところが少し細いサントウサイ【山東菜】は同種の別品種ですが、結球 しません。

チリメンハクサイ【縮緬白菜】と呼ばれる変種は名の通り葉に縮緬状の小皺が多 数あります。
この種類も結球しないのが普通です。

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