ハナナ・ナバナ ( 1月 5日)

穏やかな晴天にさそわれて房総半島の先端まで行ってみました。
もう一面の菜の花で、一足早く春が訪れています。
房州のお花畑はまもなく摘み取 りが始まるでしょう。
キンセンカ、ストックなどもそろそろ開花していました。

アブラナ科の花はみな同じような姿で、花だけ見たので見分けがつきませが、「菜 の花」として花屋さんの店頭に並ぶのはハナナまたはナバナと呼ばれる種類で、蕾 は野菜として食用にされ、八百屋さんやスーパーで売られています。

戦前の小学校では4年になると理科の授業が始まり、教科書の最初に出てくるのが サクラ、ナノハナ、ソラマメの花の観察でした。
中でもナノハナは豊富な教材が用 意されて、真剣に花の構造などを調べたものです。
いまでもナノハナの匂いを嗅ぐ と、小学生時代の楽しかった理科の実験を思い出します。


ハナナ、ナバナ【花菜、菜花】
Brassica campestris var. pekinensis アブラナ科アフラナ属


チリメンハクサイから改良された言われている一年草で、鑑賞用(切り花)ま たは食用(蕾)として栽培されている。

葉の色の濃淡、葉の縮れ方の度合いな どの違いで、数種の品種に分かれている。

高さ80〜100cm になり、早春、茎のいただきに鮮やかな黄色の 4弁花を多数総状につける。

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