カランコエ ( 1月20日)

カランコエも最近人気がでて来た早春の花ですね。
園芸名でカランコエと言えば、ベニベンケイという和名を持つ、高さ30cm ぐらい に小さく育てて鉢植えにした赤い花の咲く種類を指しますが、実はカランコエは ベンケイソウの仲間の属名で、このほかにも種類が数多くあります。

ベンケイソウ類は日本でも愛玩用の栽培が盛んで、サボテンと同じくさまざまな 和名がつけられています。
この紅弁慶もそうですが同じカランコエ属には「仙女の舞」「紅提灯」「江戸紫」 「白兎耳(ハクトジ)」などがあり、他の属にも「玉椿」「花月錦(カカゲツニシキ)」などと いう和風の名前をもらっている種類があります。

本来熱帯植物なのですが、比較的低温に耐えて丈夫な草花なので、日本でも室内で 越冬できます。


ベニベンケイ【紅弁慶】
Kalanchoe blossfeldiana ベンケイソウ科カランコエ属


マダガスカル原産の草丈40〜50cm になる多年草。

葉は対生して長さ2.5〜3cm 、 縁に鈍鋸歯がある。

茎頂に密生する紅色の小花は 4弁筒形で径 1cm 内外。

近年ドイツで改良が進み、花色の豊富な園芸種が増えた。

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