コチョウラン ( 1月12日)

ほかの洋ランが大抵属名を呼び名としているのに、コチョウランだけは和名の方が 一般的ですが、ファレノプシスという属名の略称ファレ、ファレノが園芸界では使 われることがあります。

贈答用の鉢植え、花束・コサージュ用の切り花として特に白い種類に需要が多いよ うです。
従来から大輪のものが好まれましたが、最近は中〜小輪のものや色物も多 く出回っています。

高温多湿を好んで家庭では育てにくいランですが、どういうわけか一番人気がある みたいですね。
花持ちがよくて管理がよければ長い間楽しめますが、花が終わった ら茎を切り詰めると、数カ月後に新しい芽が出て再び開花することあります。


コチョウラン【胡蝶蘭】
Phalaenopsis amabilis ラン科ファレノプシス属


フィリピン原産の多年草で、湿った岩壁などに着生する。

葉は互生で長楕円形。

30〜50cm ほどの花軸を横に伸ばし、または下垂し、大型の蝶に似た白花を普通 十数輪つける。

この amabilis 種は白花種の交配母種として使われるが、このほかに近縁種との 交雑によって生まれた品種が多く、40〜60種を数えるという。

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