クコ (11月27日)

 健康茶ブームですが、その中に枸杞(クコ)茶がありますね。
 効能書きにはいろいろな薬効が書いてありますが、不眠症や高血圧・低血圧に 効くということは昔か言われていました。

赤い実を焼酎に浸けて枸杞酒を作りますが、これは強壮剤になるそうですね。
クコの木はあまり知られていませんが、これも秋の花です。


クコ【枸杞】
Lycium chinense ナス科クコ属


東アジアの熱帯から温帯に広く分布する落葉低木で、日本全土の日当たりのよい草 地や川岸に生えているほか、クコ茶やクコ酒の原料として栽培もされています。

高さは 1〜 2m になり、根元からよく枝分かれし、細い枝が湾曲して垂れ下がるよ うに広がります。

茎にはところどころに刺があり、柔らかい葉が数枚ずつ集まって つきます。
葉は柔らかく、長さ 2〜 4cm の倒披針形。

夏から晩秋にかけて葉の脇から細い柄を出して淡紫色の小さい花を開きます。
花は短い筒形で、先は5裂して平らに開き、直径10mm ほどになります。

果実は直径 2cm ほどの楕円形で、真っ赤に熟します。

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