ミドリノスズ (12月20日)

ちょっと面白い観葉植物をご紹介します。

球状に膨らんだ葉が細く伸びた茎にたくさん連なって、ネックレスのように見 えるところからグリーンネックレスとも呼ばれるミドリノスズ。
少し大きめな鉢に育てて釣り鉢にすると、小さな鈴を連ねたような茎が四方に 垂れて、なかなか趣のある植物です。

比較的低温に強いので、 5〜 6℃以上に保てば室内で越冬できます。

この植物がキク科とはおどろきですね(^_^)。
この植物が属するキオン属はキク科 最大の属で、世界に2000種を擁すると言われていますが、形態的に多様で、シネ ラリアやシロタエギクのような「菊」もあれば、セネシオと呼ばれる一連の多肉 植物もあります。


ミドリノスズ【緑鈴】
Senecio rowleyanus キク科キオン(セネシオ)属


南アフリカ原産の蔓性多年草で、日本に渡来したのは1965年ごろと比較的新しく、 鑑賞用鉢植えとして栽培されています。

葉は直径 1cm ほどの球形で、縦に透明な中身の見える切れ目があり、細く伸びる 蔓性の茎に互生します。

冬に葉腋から花梗を出し、その先に白い刷毛状の頭状花を咲かせます。

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