オジギソウ (11月12日)

日本では一般にネムリソウの方がよく使われる名ですが、標準和名はオジギソウ になっているようです。
ほかにミモザとも。
但し花やさんでは切り花や生け花に 使うギンヨウアカシアの黄色い花をミモザと言ってますので混同されることがあ ります。

英名は Sensitive Plant ですし、インドネシア名は Memalu (ムマル = 羞かしがりや)、漢名は含羞草で、みなこの草の運動の様子からきた名なのでし ょう。
葉に触れるとつぎつぎと連鎖的に葉を閉じ、果ては葉柄まで垂れてしまう 運動はよく知られています。

日本では温室栽培の鉢植えで売られていますが、熱帯ではやたらにはびこる雑草 です。
社宅の庭の芝生にも、最初大事にしたせいか増え放題に増えて、しまいに は容赦なく踏んづけて歩くようになってしまいました(^_^;)。


オジギソウ【お辞儀草】
Mimosa pudica マメ科ミモザ属


ブラジル原産の多年草で熱帯各地に帰化している。

草丈は30〜40cm で 地を這う。
葉は小さい羽状複葉で、1本の葉柄に2対ずつ向かい合ってつく。

花は径1.5〜2cm の球形で淡紅色。

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