|
海岸近くの草原に、もうオオイヌノフグリが数輪開いているのを見つけました。 おかしな名前の例としてよく持ち出されるイヌノフグリ、春に先駆けて咲く野草で すが、まだ2月にもならないうちに咲き出すとは、やはり南房総は暖かいのですね。 イヌノフグリの仲間にはオオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、フラサバソウなど がありますが、イヌノフグリはめっきり減って、ほとんどがオオイヌノフグリです。 イヌノフグリは日本産、他は帰化植物とされていますが、外来種の方が強いのでし ょうか。 イヌノフグリの果実は2個の球がくっついた形で、これが妙な名の由来ですが、オ オイヌ…の方がやや平たいので、よく似ているこの二種類も実を見れば簡単に区別 できます。 Veronica persica ゴマノハグサ科クワガタソウ属
欧州原産の 2年草で、明治の始めに帰化しているのが確認された。 |