プリムラ・ポリアンサ ( 1月16日)

早春の鉢植えや花壇の人気者、プリムラ・ポリアンサがいま盛りです。

プリムラはサクラソウ属の学名ですが、ヨーロッパで改良された園芸種のサクラ ソウ類を園芸界ではプリムラと呼びます。
プリムラ・ポリアンサ(正しい読みかたはポリアンタ)はその中で最もポピュラ ーな種類で、花が大きく彩りも豊富です。

プリムラは英語のプライム、イタリア語のプリマで、「最初の」という意味です。
春にさきがけて咲く花という意味でつけられた名なのでしょう。
ポリアンサ は「多花性の」という意味です。


プリムラ・ポリアンサ
Primura polyantha サクラソウ科サクラソウ属


ヨーロッパ原産のサクラソウを各種組み合わせてつくり出された園芸種で、日 本には明治中期に渡来し、鑑賞用草花として栽培されている。

根元から束生する葉は卵形または卵状長楕円形で先は鈍形、基部にはごく短い 柄がある。

葉身は長さ 5〜 8cm で表面には細かい皺がある。

早春から春にかけて10〜20cm の花茎を伸ばし、先が平に開いて 5裂した筒形 の花を多数開く。
色は鮮明でピンク、赤、黄、青、紫、白など多彩。

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