ロウバイ (12月30日)

日溜まりにもうロウバイの花が咲いていました。
 数日前はまだ蕾だったのですが、昨日のあたたかい雨で開いたのでしょうか。

 花が蝋細工のようだから、或いは蝋月(旧暦12月)に咲く花だから、蝋梅の名  がついたと言われていますが、花の少ない冬に咲く貴重な花です。




ロウバイ【蝋梅】
Chimonanthus praecox ロウバイ科ロウバイ属


小平市薬用植物園にて(2003年2月) Y.Sashida

中国原産の落葉低木で、日本には古く1610年ごろに韓国から渡来したとされていま す。
庭園樹として植えられているほか、盆栽仕立てや切り花にも利用されています。

高さ 3〜 4m になり、地際で多数に枝分かれして大きな株になります。

冬、葉の出る前に香気のある花を咲かせ、外側の花弁は黄色、内側の花弁は暗紫色 で、蝋細工のような光沢があります。

花の直径は 2cm ぐらいで、葉は卵状楕円形で対生し、長さ 8〜15cm 。
別名カラウメ【唐梅】。

全体に黄色いソシンロウバイ【素心蝋梅】という種類もあります。

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