シネラリア ( 1月 3日)

早春の鉢植えとして人気のあるシネラリアですが、「死ね」に通ずるとしてこの 名が嫌われ、花卉業者間ではもっぱらサイネリアと呼ばれています。

園芸種では青・白・紫・紅・ピンクなどさまざまな花色があり、鮮やかな蛇の目模 様が好まれるようです。
和名を「富貴菊」と言って、春の訪れを感じさせる庶民的 な草花ですね。

現在はセネキオ(英語読みではセネシオ):Senecio という属名になっていますが、 古くはキネラリア(英語読みではシネラリア):Cineraria という属に入っており、 これが一般名シネラリアの由来です。

比較的低温に強いので、5℃ぐらいの室温で越冬できます。


シネラリア【Cineraria】
Senecio cruentus キク科キオン属


カナリア諸島原産の多年草で日本には明治の初期に渡来したもので、鉢植えと して温室または室内で鑑賞用に栽培される。

自生種は紫紅色の花をつけ、高さ 1m ほどに伸びるが、園芸種ではさまざまな 花色があり、高さも20〜30cm と低く鉢植えに適する。

頭花の直径は 2〜 5cm 、周囲の舌状花は10〜20個。

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