スギナ ( 1月31日)

館山ではもうツクシが採れるという新聞記事を見て、館山にあるならここにもある筈と、早速探しに行ってみました。

ありましたねえ。
田んぼの土手の南向き斜面に、まだやっと頭を出したばかりのを 数本見つけました。
でも採らずにそっとしてあります(^_^)。

そのうちに何度か摘んで食べて、あとは忘れてしまうものでしょうが、まだ摘むのは可哀そう(^_^)。

ツクシはさっと湯がいてお浸しにするか、味噌汁の実にするのがいいですね。

ツクシ誰の子スギナの子、と子どものころよく歌いましたが、スギナはシダ類で、 ツクシ【土筆】の頭の筆先にあたるところは、胞子嚢という胞子を入れた袋が集まったもの。
胞子を散布するとすぐ枯れてしまいます。


スギナ【杉菜】
Equisetum arvense トクサ科トクサ属



東京都小平市にて(2003年4月) Y.Sashida

道端や土手などにごく普通にみられる多年生シダ植物。

長く横走する黒褐色の 根茎から緑色の地上茎(栄養茎)を高さ20〜40cm に直立させる。
茎は縦皺が 多く、上半部の各節から輪状に枝を出す。

早春に出る胞子茎のツクシは淡褐色の柔らかい円柱茎で高さ10〜20cm 、先端に 長楕円体の胞子穂をつける。

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