サンセベリア (12月16日)

トラノオ【虎の尾】という名で呼ばれるサンセベリアは、室内観葉植物として長 い歴史を持っています。
乾燥に強く低温に耐えるので手がかからず、和室の床の 間などに置いてもよくマッチするので、ポピュラーな観葉植物になっています。

越冬は2℃ぐらいで可能ですが、冬の間は乾燥させた状態に置きます。
低温の状 態で水をやると根が腐りますのでご注意。
肥料もほとんどやる必要がありません。
夏に葉を短く切って砂に挿すと、すぐ根が出て簡単に増やせます。

標準和名はチトセランと言い、葉に黄色の縁取りがあるローレンティ(フクリン チトセラン)という品種が最も多く出回っています。


チトセラン【千歳蘭】
Sansevieria trifasciata リュウゼツラン科サンセベリア属


熱帯アフリカ原産の多年草で、日本には明治時代に渡来したと言われていますが、 小笠原には野生も見られます。

葉は先の尖った剣状で長さ20〜100cm 。
厚くて光沢があり、緑色の濃淡が横縞模様 があって、これが「虎の尾」の名の由来です。

太い地下茎が横に伸び、毎年 5〜 6個の新芽を出して増えます。

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