ウラジロ (12月28日)

正月のお飾りや輪飾りに添えたり、鏡餅の下に敷いたりするシダはウラジロです。

 シダはシダ類の総称ですが、漢字では「羊歯」または「歯朶」と書きます。
 「羊歯」はシダ植物の総称に使われますが、「歯朶」はもともとウラジロを指す名  であるとのこと。

 植物を一般的に大分類すると、

  菌類(キノコ)、地衣類、藻類、蘚苔類(コケ)、羊歯植物、種子植物

 となりますが、花を咲かせる種子植物を「顕花植物」とも言い、対照的にそれ以外  を「隠花植物」と言う場合があります。


ウラジロ【裏白】
Cleichenia glauca ウラジロ科ウラジロ属


アジア各地に広く分布し、日本では関東以西は暖地に生えるする常緑シダ。

根茎は太い針金状で地中を浅く横に這い所々に葉柄を出します。
葉柄は二又にわかれ、 それぞれに羽状複葉の大きな葉をつけます。
葉の裏は白色。
葉柄は堅いので、乾燥したものは籠などの工芸品の材料として利用されます。

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