「フサアカシア」 (2月18日)


花屋さんではミモザと呼ばれていることの多い、黄色い小さなボール状の花が ありますが、これはアカシアの仲間です。

また、アカシアと言えばニセアカシアのことを指す場合もあるので紛らわしい のですが、アカシアはマメ科アカシア属の総称で、ギンヨウアカシア、フサア カシア、ナガバアカシアなどが日本で見られます。
このうちで一番早く咲くのがフサアカシアで、東京・江東区の夢の島公園でよ く見かけました。いまでもあるでしょうか。

ちなみにミモザはオジギソウ(ネムリソウ)のことですし、ニセアカシアは白 い蝶形花が咲き、ハリエンジュともいいます。

なお、アカシアは英語読みで、学名のラテン読みはアカキアです。


フサアカシア【総アカシア】
Acacia dealbata マメ科アカシア属

京都市下鴨神社近く O.Kajimoto

オーストラリア原産の常緑高木で、日本には明治の始めに渡来し、切り花 用や庭園樹として栽培されている。

高さ15m ぐらいになり、樹皮は白っぽ く、若い枝には稜がある。

葉は 2回羽状複葉で小葉は小さく、30〜40対あ る。
新葉は銀灰色で、のち灰緑色になる。

花は 6〜 8mm の黄色い頭状花で、 総状に30個ぐらいつく。

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