「ラナンキュラス」 (2月17日)


昨日のアネモネに続いて、同じキンポウゲ科のラナンキュラスです。

和名をハナキンポウゲ【花金鳳花】と言い、西アジア原産の多年草ですが、園芸 上では球根植物として扱います。

露地で栽培すると開花はもっと遅く 4〜 5月ご ろになりますが、いまの時期、温室で咲かせた鉢植えや切り花が花屋さんに並ん でいます。
柔らかそうな花弁をぎっしり重ねた姿は、紙細工のようですね。

花が終わってから球根を掘りあげて保存しておけば、また来年咲かせることがで きます。球根の植えつけは10月半ばが適期です。


ラナンキュラス【ranunculus】
Ranunculus asiaticum キンポウゲ科キンポウゲ属

群馬県「ぐんまフラワーパーク」にて(1998年2月) Photo by S.Aoki

日本には明治の中ごろに渡来し、鉢植え、花壇用、切り花ように栽培されて いる。
高さ20〜40cm になり、葉は根生で有柄、羽状に深く裂けている。

春、長い花梗を出し、その先に光沢のある直径 5〜 6cm ほどの花を 1〜 4輪 つける。

原種は 黄色い5枚の萼が花弁状に開くが、園芸品種には八重咲きの ものが多く、色も黄色をはじめオレンジ、ピンク、赤、白など多彩。

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