「ハナニラ」 (3月5日)


花壇にハナニラの花がみられるようになりました。
葉や茎を折ると韮の臭いがするところから、ニラの名がつけられていますがネギ 属のニラとは関係がありません。

チューリップの仲間にアマナという花がありますが、花がこのアマナに似ている ところからセイヨウアマナという別名もあります。

明治中期に渡来して鑑賞用に栽培されて来ましたが、繁殖力が旺盛で、野生化し て帰化植物になってしまったものも数多く見られます。


ハナニラ【花韮】
Ipheion uniflorum (Brodiaea nuiflorum) ユリ科ハナニラ属

神奈川県横浜市にて(1999年4月) Photo by K.Kasuga

南米原産の多年草。

葉は長さ10〜20cm 巾 4〜 9mm の線形。

春、葉の間から 1〜 2本の花茎を伸ばして先端に直径 3cm ぐらいの花を 1個つける。
花被は 6個で白色または淡紫色で、花被片の中央に紫色の筋が目立つ。
花にはニオイ スミレに似た芳香がある。

径 1〜 2cm の白色の球根(鱗茎)がある。

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