「スズランスイセン」 (4月7日)


花の形がスズランに似ているところから、和名スズランスイセンと呼ばれてい るスノーフレーク、我が家の庭でも咲きはじめました。

丈夫でよくふえるので、庭に群生させておくとなかなか豪華な眺めになります。 花冠の先端の緑色の斑点が目立つ花です。
毎年植え替えると株が小さくなるので、3〜 4年は掘りあげずに放置しておく方 がよく育ちます。
英名 Snowflake は雪片という意味ですが、花冠の白さが雪を暗示するのでしょ うか。

普通は春咲きですが、秋咲きスノーフレークという夏に植えて秋に咲く種類もあ ります。これは葉が細く、全体に華奢な姿で、葉が花のあとに出ます。


スズランスイセン【鈴蘭水仙】
Leucojum aestivum ヒガンバナ科スノーフレーク属

東京都立薬用植物園にて(1999年 5月) Photo by K.Hatano


ヨーロッパ原産の多年草で、花壇や鉢植えにする鑑賞用球根植物。

葉は濃い緑色で長さ35〜40cm 、花茎は長さ30cm 内外で、花茎の先端に細長 い鞘形の苞があり、この中から柄のある釣り鐘形の花が 2〜 3個下向きに開 く。

花の色は白で直径1.5cm ほど。浅く 5裂した花冠の先端に緑色の斑点が ある。

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