「ルリヤナギ」 (8月23日)


いつも行く病院の庭にルリヤナギが咲いていました。
ヤナギの名がついていますが、実はこの植物ナスの仲間なんですね。ちょっと驚 きです(^_^)。

南国の生まれなので、日本の冬は越せずに枯れますが、来年また地下茎から芽を ふいてたちまち大きくなります。
この病院の木も植え込みの中だけでなく、地下 茎を伸ばして車道のアスファルトの割れ目から芽を出していました。

瀟洒な花に似合わず、強靱な植物です。
庭に植えるとやたらに増えるので、ちょっと手こずることがあります。ご注意。

別名リュウキュウヤナギ。


ルリヤナギ【瑠璃柳】
Solanum glaucophylum ナス科ナス属

千葉県国吉町で(1996年 8月)Photo by K.Iozawa

ブラジル原産の低木で鑑賞用に植えられる。暖地や熱帯では常緑だが、本州 以北では冬に枯れる。

茎は柔らかく高さ1.5〜2m になる。
互生する葉は長さ10〜15cm の細 い披針形。
茎や葉は蝋質の粉に覆われてやや青白い。

7〜9月、茎の上部に青紫色で直径2cm ぐらいの花を房状につける。
花冠は 深く5裂し、5弁花に見える。

昨日 戻る 明日