「ナンヨウカワラケツメイ」 (11月24日)


日本に広く分布しているカワラケツメイによく似ていて区別をつけにくい種です が、この種の方が花も葉も大きく立派です。

原野や河原に自生する野草ですが、 この葉はお茶の代用になるそうです。

ハワイの植物園はホノルルのフォスターガーデンが有名ですが、オアフ島の中心 部にもうひとつワヒアナ植物園というのがあります。
フォスターガーデンの分園 だそうですが、あまりひと気がなくて静かな庭園です。
昔サトウキビの畑だった ところを、ホノルル市が買い上げて植物園にしたもので、面積約10万平方米。
そのワヒアナ植物園の日当たりのよい斜面にいっぱい生えていました。


ナンヨウカワラケツメイ【南洋河原決明】
Cassia lechenaulitiana マメ科カワラケツメイ属

熱帯各地に分布する1年草。は直立性で高さ30〜40cm になる。

葉は偶 数羽状複葉で互生し、小葉は20〜25対で長さ5〜25mm 、巾1〜4mm。

葉の反対側に短い花柄を出し、黄色の花を2個ずつつける。

豆果の莢は偏平で 長さ3〜4cm 、巾4〜5mm。
8〜16個の種子が入っている。

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