「コチョウセンナ」 (11月23日)


英名をピンクシャワーと言い、ゴールデンシャワーの花をピンクにしたような花 木です。
ただし下垂する総状花序はあまり長くなりません。

別名ジャワセンナと も言い、この名の示すようにインドネシアが原産地だそうです。
でも最初にこの 花を見たのはハワイはホノルルのワイキキ動物園でした。

ホノルルにホテルの仕事があってしばらく滞在したことがあるのですが、日曜の たびに公園や植物園めぐりをしていました。
ワイキキ動物園はサーフィンで有名 なワイキキ海岸の近くにあり、大きなゾウガメや巨大な蟻塚など、珍しいものが 見られます。
でもハワイなんて仕事で行くところじゃありませんね。
寄り添うカ ップルばかりが目について、「なんで俺はこんなところで仕事しなきゃなんない んだ?」と空しい思いにかられたものです(^_^)。


コチョウセンナ【胡蝶センナ】
Cassia javanica マメ科カワラケツメイ属

ハワイ、ホノルル市で(1980年 3月)Photo by K.Iozawa

インドネシア・フィリピン原産の小高木で、熱帯各地で鑑賞用に栽培され、 庭園樹や街路樹に利用されている。

葉は羽状複葉で互生。
小葉は8〜10対 で長さ3〜5cm の楕円形。

下垂する総状花序にピンクの5弁花が密生する。
花の大きさは径4cm ぐらいで、リンゴの匂いがする。

豆果の莢は長さ40〜60cm 径2cm ぐらいの円筒形で、多数の種子が入っ ているが、熟しても裂開しない。

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