「ウラゲモクセンナ」 (11月26日)


ハナセンナによく似ています。

やはり成長が早く、枝は横に拡がって垂れ下がる ようになるので、樹高はあまり高くなく、枝先に集まって咲く黄色い花に手が届 きます。
葉裏や小枝に柔らかい毛が生えているのでこの和名がついたものと思わ れます。

マレーシアの首都クアラルンプール(K.L.)の市内にレークガーデンという大き な公園があります。
植物園ではありませんが植えてある花や木の種類が多く、手 入れが行き届いていて静かな公園です。
ここでもいろいろな熱帯植物を撮りまし たが、このウラゲモクセンナのその一つです。


ウラゲモクセンナ【裏毛木センナ】
Cassia spectabillis マメ科カワラケツメイ属

マレーシア、クアラルンプール市内で(1981年 2月)Photo by K.Iozawa

住宅の庭や公園に植えられる小低木。

葉は羽状複葉で小葉は6〜12対、披 針形で先が尖っている。

枝先の総状花序に黄色の5弁花を多数つける。

豆果の莢は、直径1cm 長さ25〜30cm の棍棒状。

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