「アサヒカズラ」 (12月17日)


英名 Chain of Love 、インドネシア名 Air Mata Pengantin (アイル マタ プンガンティン=花嫁の涙)とロマンチックな名を与えられてい るのに、和名はいささか散文的ですね(^_^)。

蔓性の低木で、よく邸宅の垣根やパーゴラに這わせてあります。
同じタデ科なの で葉も花もソバによく似ていますが、蔓の先に桃紅色の花が密生して庭園を美し く彩ります。
変種に白花種もありますが、こちらは華やかさではなく、清楚な感 じが売りものです。


アサヒカズラ【朝日葛】
Antigonon leptopus タデ科アンティゴノン属

シンガポール植物園で(1981年 5月)Photo by K.Iozawa

メキシコ原産の蔓性低木。
茎は細く断面は四角。

長さ8〜10cm の卵型で 先の尖った葉が互生する。
表面に縮緬状の細かい皺がある。

総状花序が葉と対生し、花序の先端は巻き髭となって他物に絡みつく。
桃紅色の花が一つの穂に15〜20花咲く。
花弁に見える5片は萼。

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