「オオオニバス」 (12月18日)


巨大な浮葉をもつ水生植物として有名です。
日本でも東京・江東区の夢の島熱帯 植物館などで栽培されていますが、どうしても葉は小ぶりです。

子どもなら葉に乗れるという話が本に書いてあったりしますが、実際はちょっと 無理でしょう(^_^)。
計算上の浮力はともかくとして、葉が破れてしまうのでは ないでしょうか。

水面に出て来た若い葉は内側にまるまって舟のような形をしており、毛がたくさ ん生えていて巨大なたわしのようです。
成長した葉の縁は折れ曲がって5〜6cm 立ち上がり、お盆のような形になります。

花も大きく、開いた日は純白ですが、翌日には薄紅色に変わってきます。
芳香が あるそうですが、池にジャブジャブ入って嗅いでみるまでの熱心さはありません でした(^_^;)。


オオオニバス【大鬼蓮】
Victoria amazonica スイレン科オニバス属

インドネシア、ボゴール植物園で(1976年 3月)Photo by K.Iozawa

アマゾン流域原産の多年性水生植物。

水面に浮く葉は直径1〜2m になる。

花は直径20〜25cm で多弁。
初め白いが、後淡紅色となる。

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