「ヤハズヤトロパ」 (12月25日)


ヤトロパには垣根に使われる種類が多いのですが、これもその一つ。
緑の葉に赤 い小花が映えて、ちょうどマサキの垣根に赤い実が目立つ姿によく似ています。

ジャカルタのクバヨラン・バルウという地区は高級住宅街ですが、その地域には このヤトロパを植えてあるうちがよくありました。

年中咲き続けるので人気があり、フィリピンではミス・ホンコンというのが通名 です。
和名のヤハズヤトロパは葉の形からつけられた名でしょう。


ヤハズヤトロパ【矢筈ヤトロパ】
Jatropha pandurifolia トウダイグサ科ヤトロパ属

インドネシア、ジャカルタ市内で(1976年 10月)Photo by K.Iozawa

西インド諸島原産の小低木で樹高1〜3m。
東南アジア各地で栽培されている。

葉は革質で長い柄があって互生し、卵型で先が尖り、基部の縁にに数個の鋸 歯がある。

花は1cm ほどの5弁花で長い柄があり、多花性で円錐花序に横向 きに咲き、赤色。

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