「ショウジョウカ」 (1月6日)


イチビの仲間です。

アブチロンという名で日本でも鑑賞用に栽培されますが、冬 は温室に入れないと越せません。
同属にウキツリボクがあります。

猩猩花の名の由来はわかりませんが、英名の Chinese Lantern の方が花の特徴 をよく捉えた名だと思います。

公園などのほか、住宅の庭に植えられているのを 時折みかけました。


ショウジョウカ【猩猩花】
Abutilon striatum アオイ科イチビ属

インドネシア、チボダス植物園で(1974年 4月)Photo by K.Iozawa

南米原産の小低木で高さ1〜1.5m ぐらい。

掌状の葉は3〜7に中裂し、 裂片の先は尖っている。

7〜8cm の葉柄があり、葉の大きさも8cm ぐらい。

花は単生釣鐘状5弁花で下垂する。
色は暗赤色が普通。稀に黄色や白の変種 もある。

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