「フウリンブッソウゲ」 (1月7日)


花弁が深く細かく裂けて捲くれあがっているハイビスカスで、枝の先から数輪垂 れ下がって咲きます。

日本でも植物園の温室などで見ることができますが、熱帯 では普通のハイビスカスとともにごくポピュラーな花です。

英名は Fringed Hi- biscus が普通。
花柱が長く伸び、花と共に垂れ下がっているので、常にゆらゆら と揺れており、露地では写真に撮るのが難しい花です。


フウリンブッソウゲ【風鈴佛桑花】
Hibiscus shizopetalus アオイ科フヨウ属

インドネシア、ボゴール植物園で(1975年 8月)Photo by K.Iozawa

西アフリカ原産といわれている低木で高さ2〜4m 。
細い枝が多数分岐して 先は下垂する。

葉は卵状楕円形で長さ5〜8cm 、先は尖り縁には粗い鋸歯が ある。枝の先から長い花梗を伸ばし、5弁花を下垂する。

花弁は細裂して反 巻し、色は赤とピンクの絞りが普通で直径5〜7cm 。
花柱は長く突出して先 端は上向きに反転する。

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