「パパイヤ」 (1月19日)


日本で売られているパパイヤはニュージーランド産やハワイ産が多いようで、甘 くておいしいですね。
東南アジアのパパイヤはそんなに甘くありません。
でもさ っぱりしていて朝食のフルーツにはもってこいです。リマウという小さいレモン を絞って掛けるのが普通ですが、私はなにも掛けないほうが好きでした。

シンガポールの安ホテルに仕事で長期滞在していると、毎朝毎朝1/4に割った 舟型のパパイヤが出てくるのですが、不思議にこれが飽きないのですね(^_^)。
日本で見るのと違って、砲弾形をしている種類が多いのですが、産地によっては 昔の唐茄子のような形のもあります。

未熟の果実にはパパインという蛋白消化酵素が含まれていて、果肉を潰して肉を 漬けておくと、すね肉なども結構柔らかくなります。


パパイヤ 
Carica papaya パパイヤ科パパイヤ属

インドネシア、ジャカルタ市内で(1972年10月)Photo by K.Iozawa

熱帯アメリカ原産の常緑小高木で熱帯各地に分布している。
幹は単生で直立 し高さ7〜10m になる。

葉は頂部に群生し、長い葉柄のあるヤツデに似た 掌状葉。
裂片は7〜11あって先は尖っている。
葉身の大きさは25〜75 cm 。

一般に雌雄異株であるが、稀に両性花をもつ固体がある。

花は白または クリーム色の5弁花で、葉腋に群生する。

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