「オキナワキョウチクトウ」 (1月30日)


日本でも琉球諸島の海岸に生える小高木で、アルカロイドを含む有毒植物として 有名です。
別名をミフクラギと言い、この名は属名にも使われていますが、漢字 表記ではどういう文字を書くのか知りません。

直径6〜7cm の球形果実は紅く熟し、その果肉は食べられますが、種に猛毒があ り、昔は魚毒に使われたものだそうです。

そういうわけかシンガポールの街にはこの木が多く、街角の緑地帯などに植えて あるのをよく見掛けました。


オキナワキョウチクトウ【沖縄夾竹桃】
Cerbera manghas キョウチクトウ科ミフクラギ属

シンガポール植物園で(1980年11月)Photo by K.Iozawa

東南アジア・ポリネシア・オーストラリア北部に分布する海浜生常緑低木。

葉は枝の先に密集して互生し、卵状披針形で長さ15〜30cm 。

花は筒形で 花冠は5裂して平開し、白色で芳香がある。

防潮樹林に使われるほか、鑑賞用にも植栽されている。

昨日 戻る 明日