「オウバイ」 (2月13日)


暖かい日差しに誘われて近くを散歩していたら、一軒の農家の庭にオウバイが垂 れ下がって咲いているのをみつけました。

中国名を「迎春花」という、まさに春 を迎える花です。
そのうちの人の話では、1月ごろから咲いているとのことでし た。いかにもよい香りがしそうに見えるのですが、残念ながらこの花、匂いがあ りません。

よく似た種類にウンナンオオバイ(オオバイモドキ)があります。花がやや大き く、花期も少し遅いのが普通で、いま時分はまだ咲いていません。


オウバイ【黄梅】
Jasminum nudiflorum モクセイ科ソケイ属

京都府京都市にて photo by O.Kajimoto

中国原産の落葉低木で、鑑賞用に栽培される。

茎はよく枝分かれして細長く、 断面は四角。
長さ80〜180cm に伸びて垂れ下がり、地面に達すると根づく。

早春、葉が出るのに先立って、短い柄のある黄色い花を各節に対生する。花 冠の下部は細長い筒状で、先は 6裂して平に開く。直径 2〜2.5cm 。

葉は小葉 3枚の複葉で対生する。
小葉の長さは 2〜 4cm 。

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