「オドリコソウ」 (2月28日)


花の形が笠をかぶって踊る姿に似ているというので踊り子草と呼ばれる春の草が あります。

山野た道端のやや日陰になったところに群がって生える野草ですが、 よく見るとなかなか可愛い花で、改良したらきっと金魚草のような草花になるの ではないでしょうか。


オドリコソウ【踊子草】
Lamium album var. barbatum シソ科オドリコソウ属

神奈川県 丹沢にて(1998年5月)Photo by K.Kasuga

東アジアに広く分布し、日本でも北海道から九州までの至るところで見られ る。

高さは30〜50cm 、対生する葉は長さ 5〜10cm 巾 3〜 8cm の広卵形で柄 があり、全体に縮れた皺が目立つ。
葉の先は尖りふちに粗い鋸歯がある。

茎 は柔らかく、断面が4角。

3〜 5月、長さ 3〜 4cm のピンクまたは白の唇形花を茎を囲むようにつける。

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