「ヒメオドリコソウ」 (3月1日)


おなじ踊り子でもこちらはヨーロッパ生まれ、れっきとした帰化植物で、日本で は明治の中頃に東京で発見されたものだそうです。
今でも分布は東京を中心とし た関東地方にから長野県あたりまでに限られているようです。

茎の先端に重なるようにつく包葉が紫紅色を帯びているので、遠目にもオドリコ ソウと区別がつきます。


ヒメオドリコソウ【姫踊子草】
Lamium purpureum シソ科オドリコソウ属

福島県会津坂下町にて(1997年5月) Photo by K.Kasuga

欧州原産の2年草。高さ10〜25cm ぐらいでオドリコソウよりやや小さい。

葉は対生して下部のものは長い柄を持ち、葉の形はほぼ円形または心臓形で 長さ 2cm ぐらい。
茎の先にに近いものは柄がなく三角形。

葉は凸凹の皺が多 く、両面とも毛が生えている。

春、小型の唇形花を上部の葉の脇に数個輪状につける。
色は暗紅色。

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