「キンギョソウ」 ( 4月 1日)


久し振りに高校生の孫娘が訪ねてくれたので、房州のお花畑に行ってみました。 キンギョソウとカーネーションをひと抱えも買って来ましたが、もうそろそろ花 摘みもお終いで、これからは来年ための苗仕立てに入るそうです。

キンギョソウの名の由来は、その花の形が金魚に似ているから、と容易に想像が つきますが、学名はなんと“偉大な鼻”という意味なんだそうです。

英名はスナップドラゴンですが、これは龍(dragon)が獲物に食いつく(snap) 姿を表し、蜂などの昆虫が大きな花にもぐり込む様子を例えた命名のようです。

民族の違いによる感受性の差もいろいろですね。


キンギョソウ【金魚草】
Antirrhinum najus ゴマノハグサ科キンギョソウ属

東京都東大和市にて(1999年 5月) Photo by K.Hatano


ヨーロッバ南部〜北アフリカ原産の多年草。園芸的には秋蒔きの越年草とし て扱う。
切り花用の基本種は高さ80cm ほどになるが、花壇用に栽培されるの は矮性の品種が多い。葉は長楕円形で、茎の下部では対生し、上部では互生 する。春から夏にかけて茎の先に長い花穂を作り、金魚のような形をした花 を下から上へ順に咲かせる。
花色はピンク・赤・オレンジ・黄・白など多彩。

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