「ヒメキンギョソウ」 (4月 2日)


昨日のお花畑の小母さんがヒメキンギョソウをひと株おまけしてくれました。
キンギョソウによく似たやや小型の花が咲くのでこの名がありますが、別属です。
茎が細くてひ弱そうに見えますが、強健で寒さにも強く、零れ種でどんどん増え るので栽培は容易です。

露地栽培での開花は 4〜 5月になりますが、秋蒔き鉢植えにして冬フレームに入 れると、早春に開花します。
ムラサキウンランという別名もあります。


ヒメキンギョソウ【姫金魚草】
Linaria bipartita ゴマノハグサ科ウンラン属

群馬県前橋市「敷島公園バラ園」にて(1998年3月) Photo by S.Aoki

北アフリカおよび地中海西部沿岸地方原産の多年草。
明治の末に渡来し、花 壇用あるいば切り花用として栽培される。

高さ20〜30cm 、細長く、縁にごく粗い鋸歯のある葉が対生し、春から夏にか けて茎の上部に花穂を作り、キンギョソウに似た花が下から上へ咲きあがる。

花の色は菫色・藤色・白など。

昨日 戻る 明日