「コデマリ」 (5月6日)


4〜5月にはユキヤナギ、シジミバナ、シモツケコデマリなどの、シモツケ属の 花がつぎつぎと咲きます。
中でもコデマリの花はよく知れれていますし、花の姿 も豪華です。 庭に植えておられる方も多いと思いますが、4〜5年に1度根際から刈り取って 枝の更新を図ると花つきがよくなります。
そのほかには殆ど手入れも要りません し、日当たりのよい所ならどんなところでも育ちますので、作りやすい庭木です。

コデマリは小さい手鞠という意味ですが、私はこの名前がとても好きです。


コデマリ【小手鞠】
Spiraea cantoniensis バラ科シモツケ属

中国南部原産の落葉低木で、日本には1680年ごろ渡来し、鑑賞用に栽培 されている。
高さは1〜2m になり、よく枝分かれして枝先は垂れ下がる。

葉は互生し、長さ2〜5cmの長楕円形で柔らかく、葉脈が目立ち、上半部に 鋸歯がある。
裏面は白っぽい。4〜5月、葉と同時に花をつける。

花は直径 7〜8mm の5弁花で15mm ぐらいの花梗があり、20個ぐらい集まって直 径3cmほどの半球形を形作る。

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