「ムラサキツメクサ」 (5月23日)


白い花のクローバーに少し遅れて紅紫のクローバーが盛りです。
標準和名はムラサキツメクサですが、アカツメクサの別名もあります。

明治維新ごろ牧草として渡来し、レッドクローバーの名で栽培されましたが、い までは全国的に野生化がみられます。

シロツメクサと比べると全体に大型で、葉はやや細長い楕円形をしており、葉だ けでも見分けがつきます。

日本ではあまり見かけませんが、ハイウエイの立体交差で、上下の道路をお互い に行き来するために4個の円形の道路で繋いだ形式の十字路があります。
これを クローバー・リーフというんですね。
上空から見ると四つ葉のクローバーに見え るからでしょう。


ムラサキツメクサ【紫詰草】
Trifolium pratense マメ科シャジクソウ属

ヨーロッパ原産の多年草。 茎は高さ20〜70cmで全体に毛が生えている。

葉は花のすぐ下の一対は対生で、あとは柄のある互生。
3小葉からなる複葉 で、葉の表面には普通白色山形の斑模様がある。

花期は5〜8月で、紅紫色 の小さい蝶形花が直径2〜2.5cmの球状に集まって咲く。

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