「タチアオイ」 (6月13日)


梅雨の晴れ間の青空に、立ち葵の花がよく映えます。

茎の上部に直径5〜6cm の花が穂になってつき、下から順に咲き上がります。
本来一重咲きの5弁花ですが、八重咲きの品種もあり、色も多彩で黄色・ピンク・ 白・赤・クリームなどがあります。

アオイの名がつけられた植物このほかにゼニアオイ、トロロアオイ、モミジアオ イなどいろいろありますが、アオイは「仰ぐ日」から訛化したものだそうで、 これが「アオヒ」になったものと言われています。


タチアオイ【立葵】
Althoea rosea アオイ科タチアオイ属

千葉県大原町で(1996年 6月)Photo by K.Iozawa

中国原産で古くから鑑賞用として庭などに植えられてきた2年草。

春に種子から生えた苗はそのまま越年し、翌年の初夏に草丈2m ぐらいに伸 びて多数の花を咲かせる。
葉には長い柄があって互生し、掌状切れ込みがあ る。

初夏に葉腋に短い柄のある5弁花を咲かせる。

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