「サンゴシトウ」 (6月30日)


昨日もちょっと名前がでたサンゴシトウです。

漢字では「珊瑚刺桐」と書きます。
「刺桐」はデイコのことなんですが、デイコ には枝に刺があるところから「桐に似た葉で刺がある」という意味なんでしょう か。
サンゴシトウはカイコウズのように花弁が開かす、筒状のままで終わります。

この花の姿を珊瑚にみたてて「珊瑚刺桐」と名付けられたものなのでしょう。
ヒシバデイコ【菱葉梯沽】という別名もあります。

カイコウズと Erythrina herbacea いう種類との交雑で作られた園芸種で、庭木 として栽培されており、自生はありません。
いくらか耐寒性があり、関東地方でも 育ちます。


サンゴシトウ【珊瑚刺桐】
Erythrina bidwilli マメ科デイコ属

オーストラリアでつくられた栽培種。

高さ5〜6メートルになる落葉低木。
葉は3枚複葉で互生。
小葉は長さ8センチほどの菱形で、葉柄や裏面の脈上 に小さな刺がある。

6〜9月、枝先に濃赤色の花を上向きに多数つけるが、 花弁は開かず、筒状を保つ。

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