「フサフジウツギ」 (7月1日)


町の園芸店でいろいろな花を見てきました。

そのひとつフサフジウツギ。属名のブッドレヤが園芸名となってこの方がよく知 られていますが、中国原産で日本には明治時代に渡来したものだそうです。
インドネシアにいたとき、原野でこの花の群生をみつけ、熱帯植物だとばかり思 っていましたが、帰国して間もなく神代植物公園でみつけ、なんだ日本にもある じゃないかと調べてみて中国産と知りました。
つまりどこにでも根づく頑強な植 物なんですね。
特に日当たりがよく、水はけのよいところを好むようです。


フサフジウツギ【房藤空木】
Buddleja devidii フジウツギ科フジウツギ属

東京都神代植物公園で(1978年 7月)Photo by K.Iozawa

高さ1〜2m の落葉低木で対生する葉は長さ10〜20cm の披針形で裏面 は灰白色。

7〜10月、長さ20cm ほどの穂を作って香りのよい小花を密 生する。

花は長さ1cm ほどの筒形で、先は4裂して水平に開いている。
花の色は紅、紫、紅紫、白など。

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