「オクラ」 (7月22日)


菜園のオクラが採れはじめました。
わずか数本植えてあるだけなのですが、採れ はじめると毎日食べても食べきれないほど採れます。

好き嫌いがあるでしょが、オクラを小口から薄く刻んで、醤油と削り節をまぶし て熱いご飯にかける、これはうまいです。
そのほか焼く、炒める、揚げる、煮る、 冷やっこの薬味などなど。

オクラの花はよくみると綺麗な花です。
アオイ科なのでトロロアオイ、フヨウ、 ハイビスカス、ムクゲなどに似た花ですが、黄色い花弁の中心部と雌しべの先が 黒または濃い赤褐色で、なかなか上品な花です。
半日花で、朝開いて午後には萎 み、夕方には落ちて翌日にはもうオクラの形が現れます。

オクラの語源はよくわかりませんが、英名 Okra がそのまま和名になったようで す。


オクラ【Okra】
Abelmoschus esculentus アオイ科トロロアオイ属

千葉県大原町で(1996年 7月)Photo by K.Iozawa

アフリカ原産の1年草で、日本には明治の初めごろ渡来した。

熱帯地方では 多年草で高さ5〜6m に達するが、日本では1年草で高さ50〜100cm 。

葉は互生し長い柄があって葉身は掌状に深く切れ込み、ヤツデの葉に似る。

7〜9月、葉腋に直径5〜7cm の黄色の花を1個ずつ咲かせる。

若い実を食用とするが、熟すと莢は固くなり、縦に割れて直径2〜3mm の白 い種子を多数零す。

昨日 戻る 明日