「キンレンカ」 (8月14日)


キンレンカは園芸名のナスタチュームの方がよく知られているかも知れません。

長い柄が円盤の中央近くについて、平らな傘のような形をした葉が特徴の蔓性草 花ですが、茎や葉には山葵に似た辛味があり、葉や花はサラダに使われます。 キンレンカは金蓮花と書きますが、またの名をノウゼンハレンと言い、これは凌 霄葉蓮と書きます。
どちらも蓮の葉をイメージしてつけられた名のようですが、 凌霄葉蓮の方は花がノウゼンカズラに、葉がハスに似ているという意味であろう と思われます。

今日本で栽培されているものは矮性で花が一重のものが大部分ですが、3m ぐら いに伸びる大型のものや、八重咲きの品種などもあるようです。

英名も Nasturtium : ナスタチューム です。


キンレンカ【金蓮花】
Tropaeolum majus ノウゼンハレン科ノウゼンハレン属

千葉県大多喜町で(1996年 8月)Photo by K.Iozawa

ペルー原産の蔓性1年草。

茎は蔓性で長く伸び、長い葉柄のある丸い葉を互 生する。

花は直径4センチほどの5弁花で、葉腋に1個ずつ咲く。
色は黄色 又は朱赤色。

耐寒性があるが、夏の高温多湿には弱い。

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