「ベゴニア」 (8月20日)


知人のお宅にベゴニアの鉢がたくさん並べてあり、花が満開でした。

エラチオール・ベゴニアと呼ばれる新種で、球根ベゴニアの一種らしい花でした。
フレームなどで保温して早春に芽を出させ、5月ごろ咲かせるのが普通の作り方 ですが、春遅くなって植えるといまごろ咲きます。

ベゴニアには地下茎が膨らんで球根のようになったいわゆる球根ベゴニア、冬咲 きでクリスマス・ベゴニアと呼ばれるケイマンタ種、四季咲きのセムペルフロレ ンス種、和名をシュウカイドウというエヴァンシアーナ種、葉を鑑賞するレック ス種などいろいろな種類があります。
改良し尽くされた感じの豪華な新種も結構 ですが、シュウカイドウの清楚な姿も捨てがたいものだと思います。


エラチオール・ベゴニア
Begonia hiemalis シュウカイドウ科シュウカイドウ属

千葉県大原町で(1996年 8月)Photo by K.Iozawa

南米原産の球根性ベゴニアを原種として改良された新しい園芸種。
日本には 昭和42年に渡来し、流行をみている。

草丈30cm ぐらい、花の径は7〜8 cm ぐらいで、花色は赤、橙、ピンク、淡黄、白など多彩。

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