「アメリカフヨウ」 (8月29日)


フヨウがあちこちで咲き始めました。

フヨウ属はアオイ科の中では大きな属で200種ほどあり、ハイビスカスをはじ めとして、ムクゲ、モミジアオイなどの園芸植物も数多く含まれています。

アメリカフヨウもその一種ですが、30cm もあろうかという大きなアメリカフヨ ウの花を始めてみたのは武蔵野の神代植物公園でした。
昭和初期にアメリカから 渡来したものだそうですが、こんな大きな花が咲くようになったのは、日本での 改良の結果だそうです。
しかし、やたらに大きいばかりで、あまり風情のない花ですね(^_^)。

町の花屋さんに鉢植えが咲いていて、数人の人が立ち止まって珍しそうに見物し ていました。


アメリカフヨウ【アメリカ芙蓉】
Hibiscus moscheutos アオイ科フヨウ属

北アメリカ原産の多年草で、高さ1〜2m になる。
直立性の茎が集まって株 状に茂る。

葉は長さ20cm ぐらいの披針形または卵形。

花は上部の葉腋に1 個ずつつき、直径25cm 以上の大型の5弁花で、モミジアオイに似るが花弁 の隙がない。
色は白、ピンク、赤、覆輪など。

耐寒性が強く、地上部は冬に 枯れるが根は残って越冬する。

昨日 戻る 明日