「ハナシュクシャ」 (8月30日)


ハナシュクシャなんていう難しい名前を使いましたが、つまりジンジャーです。

100年以上も前に渡来して栽培されているので、園芸名のジンジャーではよく 知られていますが、インドからマレーシアにかけての地域を原産とする熱帯性の 多年草です。耐寒性が強く日本でも暖地では戸外で越冬できます。

夏の終わりから秋の初めにかけて、夕刻になると芳香の豊かな白い花を咲かせま す。
ほかに黄色い花のキバナシュクシャ、橙赤色のニクイロシュクシャなどの品 種もあります。

単にシュクシャとだけ呼ばれることがありますが、シュクシャは、ショウガ科ビ ャクズク属の Amomum xanthioides で、濃紅色の花が咲きます。


ハナシュクシャ【花縮砂】
Hedychium coronarium ショウガ科シュクシャ属

千葉県大原町で(1996年 8月)Photo by K.Iozawa

高さ1〜1.5m になり、葉はミョウガに似ているがやや大型で長さ30〜 40cm 、幅10cm 内外、明るい緑色をしている。

大型の苞の間から純白の花を開いて芳香を放つ。

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