「アシタバ」 (9月2日)


今日葉を折っても、明日にはもう生えているというので「明日葉」と名付けられ たこのセリ科植物は、健康野菜ブームで脚光を浴び、八丈島で盛んに栽培されて いるといいます。

枝を折ると黄色い汁が出るので、生で食べるにはちょっと二の足を踏みますが、 若い葉を茹でるとおいしくたべられます。
お風呂に入れてさわやかな芳香を楽し むのもいいですね。

極めて頑健なので、関東以西なら露地栽培ができます。
但しあまり肥料気のない 荒れ地では成育が芳しくありません。


アシタバ【明日葉】
Angelixa keiskei セリ科シシウド属

千葉県大原町で(1995年 9月)Photo by K.Iozawa

日本原産の、海岸に生える多年草で高さは 50〜120cmになる。

葉は大型の羽状複葉で縁には鋸歯があり、葉脈が目立つ。

8〜10月、淡黄色の小さな花が集まって散形花序を作る。
1個の花は直径 5mm ぐらい、先端が内側にカールした5弁花で、長い雄しべが5本ある。

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