「ポーチュラカ」 (9月10日)


園芸名のポーチュラカがよく知られるようになりましたが、和名をヘラバマツバ ボタン【箆葉松葉牡丹】またはハナスベリヒユ【花滑りひゆ】といい、野草のス ベリヒユの仲間です。
暖地では露地で越冬させますが、東京付近では鉢植えとし て初夏の頃から店頭に出ます。

1982年頃にアメリカで作られ、急速に拡がったようです。日本でもどちらかと言 えばポピュラーな草花です。
マツバボタンの葉を平たくしたような草花で、花の かたちはマツバボタンにそっくり、花色も黄、ピンク、赤、紫、白など豊富です が、昼過ぎには萎んでしまうところもマツバボタンに似ています。


ポーチュラカ【Portulaca】
Portulaca oleracea スベリヒユ科スベリヒユ属

千葉県大原町で(1996年 9月)Photo by K.Iozawa

野草のスベリヒユを改良して作られた園芸種。

柔らかい茎が地を這うように 伸び、盛んに枝分かれして増える。
葉は長さ2〜3cm ぐらいの披針形で狭い 間隔で互生する。

夏から秋にかけて直径3cm ぐらいの碗形の5弁花を多数ひらく。
八重咲き の品種もある。

昨日 戻る 明日