「オオケタデ」 (9月11日) |
子どものままごとの材料に使われるアカマンマ(アカノママ、イヌタデ)はよく 知られている野草ですが、アカマンマをひとまわり大きくしたような草がオオイ ヌタデ、更に巨大化したものがこのオオケタデです。
江戸時代から鑑賞用として栽培されてきましたが、いまでは庭先に植えられてい
るのをたまに見かけるぐらいで、むしろ道端や荒れ地などに野生化しているもの
の方が目につきます。
オオケタデ【大毛蓼】 Polygonum orientale タデ科タデ属 | |
千葉県大原町で(1996年 9月)Photo by K.Iozawa |
アジア原産の1年草で高さは1〜2m 。 茎は太く直立して多数の枝を出し、
葉とともに毛が密生している。
秋に茎の先が細い枝に分かれて長い花穂をつけて垂れさがる。 |