「アベリア」 (9月19日)


近くの植木屋さんの畑に、アベリアがたくさん植えてあります。
本来夏の花です が、秋深くまで咲き残る花期の長い花です。

白い星型の小花が愛らしく、公園などの植え込みなどによくみかけますね。
強健でどんな土地にも合い、大気汚染にも強いので公園樹、街路樹、庭木などに 多用されています。
ちょっと西洋風に見えますが、原産は中国で、一代雑種の園 芸種です。

和名はハノゾノツクバネウツギ【花園衝羽根空木】。
近縁のツクバネウツギ【衝 羽根空木】: Abelia spathulata が本州・四国・九州の低山に自生しています。


アベリア【Abelia】
Abelia grandifolora スイカズラ科ツクバネウツギ属

千葉県大原町で(1996年 8月)Photo by K.Iozawa

大正時代に渡来した半常緑性の低木で、根本から枝分かれしてよく茂り高さ 1〜2m になる。

葉は長さ3〜5cm の卵状楕円形で、厚く光沢があり、対 生かまたは3枚輪生。
若い枝は紅色をしている。

花は白色か淡紅色、長さ2cm ぐらいの釣り鐘型で、先は5裂している。

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